女性のお悩み
女性のお悩みについて
よく「女性特有の悩みには漢方薬がおすすめ」「漢方薬は女性に適している」というフレーズを耳にします。女性向けの雑誌でも漢方薬の特集が組まれることもあるため、なんとなく「体に良さそう」というイメージをお持ちの方も多いと思います。
そもそも女性は月経の関係上、ホルモンバランスが常に変動します。生理痛に悩んだり、生理前にイライラや肌荒れが酷くなるのも女性ならではの悩みです。
月経という定期的なサイクルに加えて、女性ホルモンは10代から50代にかけて大きく変動します。日々の変化と年月をかけた変化の中で女性は生きているのです。
そんな女性を取り巻く社会環境は近年大きく変化しています。20代後半から30代での女性の就業率をみてみると1970年代後半ではおよそ40%程度ですが、2011年では70%近くまで上昇しています。
また共働きの家庭をみても1980年では「片働き:共働き=1.8:1」であったのに対し、2010年では「片働き:共働き=1:1,27」と逆転しています。現代では女性も男性と同様に長時間働く事が当たり前の世の中になっているのです。
月経やホルモンバランスによる体調不良に加え、男性並みに働くことを求められる現代では女性が体調不良を崩しやすくなっているのは無理もありません。特に月経による出血は「冷え症 疲労感 不安感 肌荒れ 不眠」などの引き金になりやすく、さらに運動不足やストレスなどが加わると様々な体調不良を起こします。
一人ひとりの症状をカウンセリングで判断し、
その人ならではの改善策を
漢方薬は「体に不足したものは補い、余分なものは排出させ、バランスが乱れていれば整える」という特徴があります。一人ひとりの症状をカウンセリングで判断し、その人ならではの改善策を探っていきます。
そのため同じ悩みでも違うお薬を飲んだり、違う悩みでも同じお薬を飲むことも珍しくありません。
これがオーダーメイドと言われる所以です。大切な自分自身のお体がいつまでも元気で美しくあり続けるためにも、女性には漢方薬をお勧めしたいと思っております。