2019年10月26日宇都宮市文化会館にて当店主催に漢方健康講演会が開催されました。

『秋冬の季節の特徴を知り予防養生をしよう』というテーマに基づき予防方法やお勧めの漢方薬などについてお話をさせていただきました。

秋冬は気温が下がり日照時間も短くなります。春夏が『陽気の季節』であるとすれば、秋冬は『陰気な季節』と考えられます。
陽気が温かくエネルギッシュなイメージがあるとすれば、陰気は冷たく暗くネガティブなイメージがあります。
つまり陰気になりがちな秋冬の時期は、心も体も動きが悪くネガティブな状態になりがちです。

また、栃木の秋冬は山から吹き下ろす風の影響で乾燥が強いのも特徴です。
中医学において乾いた環境は『燥邪』が盛んになるとされ、体のあらゆる場所が乾燥傾向になります。乾燥肌、のどの痛み、咳、鼻水、便秘などが目立つようになるのはこのためです。

つまり秋冬は乾燥冷え抑うつ感を防ぐような養生や漢方薬がおススメになります。
今回ご紹介させていただいた食材はすべてスーパーマーケットで購入できるものばかりでした。
ぜひ、秋冬の体調不良の予防に講演内容を生かしていただけると幸いです。
ご来場いただいた参加者からも
『勉強になった』
『早速、薬膳を作ってみたいと思う』
『漢方薬を試してみたい』
などのお声をいただきました。
本当にありがとうございます!来年はセミナーに加えワークショップのような体験型のイベントも検討中でございます。また、次回も多くの方に参加していただけるよう楽しい企画を考えていきたいと思います。
改めてご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。