急な暑さ 心臓の負担は漢方で軽減を

こんにちは、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。

今日の宇都宮の最低気温は6℃、最高気温は25℃ということで、1日で20℃も上昇するみたいですね!

急な気温上昇に体もビックリ!
特に体を動かす仕事をしている人は、心臓を中心とした循環器系の不調が出やすい1日となりそうです。
漢方では暑くなると気(エネルギー)の消耗が激しくなるだけでなく、体液の消耗も激しくなると考えられます。
いわゆる【血液ドロドロ状態】になりやすく、それがさらに心臓への負担を高めます。

暑い時期の心臓ケアは気と体液を補う事が重要!
そこで重宝されるのが、麦門冬・人参・五味子からなる生脈散と言う漢方薬です。

非常にシンプルな漢方薬で気(人参)と潤い(麦門冬)を補い、引き締める(五味子)を目的としています。
特に高齢者や外で活動する人、慢性的に疲労を感じる人にお勧めです。

私のお勧めの飲み方はアクエリアスやポカリスエットのペットボトルと一緒に飲む方法です。

砂糖が気になる方は糖質オフのスポーツドリンクでも良いでしょう。

我慢は良くない

少しくらい疲れていても…
ちょっと疲れただけだから…

そんな人もいますが、漢方の世界では疲れは【虚労】という一つの体調不良と考えます。

我慢することは病を招く事にもなります。
漢方薬でなるべく早く【疲れ】を回復して、心臓の負担を軽くしましょう。

生脈散は1包150円程度。1日2回の服用でOKです。
当店ではいつでも試飲をしていますので、ぜひお気軽にご来店ください。

中山 貴央

中山 貴央先生

  • 薬剤師
  • 国際中医専門員
  • 薬膳コーディネーター

子宝相談、婦人科相談、美容相談を専門としています。
唯一無二の自分の心と体、そして人生だからこそ根本から改善できる漢方を試していただきたいと思っています。