疲れていたら人生は損ですね
こんにちわ、宇都宮市天明堂薬局の中山です。
朝晩が少し涼しくなり、日中の太陽も高く感じて、少しずつですが秋を感じるようになりましたね。
夏の疲れは出ていませんか?
さて、タイトルについてですが、漢方では『疲労状態』を『虚労』と呼び、一つの病と考えています。
漢方では『気』と呼ばれる心と体を動かすエネルギーのような存在があります。
気はないよりもあったほうが良いわけです。
これは日本語からも分かります。
『気持ちが強い』
『やる気がある』
『気丈に振舞う』
『気配りができる』
などの言葉がありますね。
ということは『気』がないとどうでしょうか?
『気持ちが弱い』
『やる気がない』
『気丈に振舞えない』
『気配りが面倒くさい』
となりますよね。
そう、気がないと自分を守ることに精いっぱいで無駄な行動がしんどくなり、人のことを気に掛けることもできなくなるのです。
これでは、仕事も家庭も友人関係もうまくいくはずがないですよね。
今の時期は夏の疲れが出やすいです。
ましてや秋は季節の変わり目で、自律神経も乱れがち。
疲労感を感じる方は早めの対処をお勧めします。
気を増やす方法はいろいろありますが、分かりやすいところでいえば
①食事からしっかり栄養を吸収できるようにする
②質の良い十分な睡眠をとる
だと思います。
胃腸を丈夫にし、質の良い睡眠をとる事から疲労改善に取り組んでみましょう。