生理痛は漢方で良くなる!鎮痛剤とサヨナラするために、その①
こんにちわ、天明堂薬局の中山です。
寒くなったり暑くなったり、まるでジェットコースターのような気候ですが、皆さん体調崩されていませんか?
春は自律神経が乱れる季節です。免疫力も弱ってきますので、ご無理なさらないでくださいね!
さて、今日からのBLOGテーマは「生理痛」について。
生理痛というと女性にとってはどうしても避けられないイメージがあります。
「生理が来ると鎮痛剤が手放せない。」
「鎮痛剤を飲んでも痛くて学校や会社を休まなくてはいけない。」
このような方も少なくないですね。
確かに、痛みが強く生活に支障をきたすようであれば鎮痛剤の服用も必要です。
しかし、鎮痛剤は「痛みを鎮める薬」であって、「痛む原因を改善する薬」ではありません。
漢方には「原因を改善することで不調を解決する」という考え方があり、生理痛の改善も得意分野の一つです。
今日から生理痛が起きる原因を3つに分けて書いていきたいと思います。
原因を解決できれば、鎮痛剤とサヨナラできる、かもしれません。
今日ご紹介する生理痛の原因は
気滞血瘀(きたいけつお)
です!
…って、いきなり難しい言葉が出て来ちゃいましたね。
これは簡単に言えば
ストレス過多&血行不良
です!
(厳密にいうと違うのですが、イメージ的にはこれでOKです)
漢方には「不通即痛(ふつうそくつう)」という考えがあり、これは「気血の流れが悪い場所は痛みを起こす」というものです。
はっきり言ってしまうと生理痛のご相談のお客様の80%以上はこれが原因です。
それほど、現代女性はストレス過多と血行不良の状態です。
このタイプの生理痛は他に見られる症状として
・生理前に下腹部が張る
・経血の色が暗い
・経血に血の塊がある
・生理前に胸や脇が張る
・唇や舌の色などが暗い
などの特徴があります。
どうでしょうか?
店頭で聞く限りではほとんどのお客様が「えっ!?これってみんなあるんじゃないんですか?あるのが普通じゃないんですか?」と驚かれます。
これらは立派な気滞血瘀の特徴的な症状です。
このタイプの生理痛を改善するのはシンプルです。
それはストレスを緩和し血流を良くすることです。
と書いては見たものの、現代社会はストレス社会ですし、十分な入浴時間や運動、睡眠をとれていない人も多いです。
そこで出番になるのが、漢方薬ですね!
漢方薬の種類は多種多様で、その他の体質によってもお薬の使い分けが必要なためここでは具体的な処方名は書きませんが、
気の巡りを良くする漢方薬と血の巡りを良くする漢方薬を服用するととても効果的です。
当店でも生理痛は得意分野の一つで、嬉しい意味で驚いていただけます。
この状態が改善すると
頭痛、生理前のイライラ、便通、肌荒れ、冷え性、なども同時に解決できるので、たくさんの「福」作用があります。
ぜひ漢方薬をお試しください。