そのネガティブ思考、夜更かしが原因かも
こんにちは、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。
今日は夜更かしをしているとネガティブ思考になるかもよ?って話を書きたいと思います。
すごい基本的な質問をさせていただくと
・東の空から太陽が昇りはじめ、陽を浴びてポカポカしている時
・深夜時間に部屋で独りでいる時
どちらの方が『前向きな思考』になりますか?
よほど珍しい人でなければほとんどの人が朝日を浴びているときの方が前向きになれるはずです。
これには漢方的な理由があります。
キーポイントは【陰陽学説】です。
陰陽学説とは簡単に書けば、この世のものは全て陰か陽の特性を持っているという考え方です。
陽→明るい、温かい、上昇、外向き、軽い、春夏、日中
陰→暗い、冷たい、下降、内向き、重い、秋冬、夜間
といった具合です。
この理屈で考えると
夜は暗く、気持ちも下降し、内向きで重くなる傾向があります。
そのため、ネガティブ思考になりやすくなると考えられます。
逆に昼は、明るく気持ちが上昇し、外向きで軽くなる傾向があります。
そのため、ポジティブ思考になりやすくなると考えられます。
同じ悩み事でも夜に考えるか朝に考えるかで答えが変わっていく可能性があるのです。
そういう意味では夜更かしをしている人は物事をネガティブに考える傾向があり、早寝早起きをしている人はポジティブに考える傾向があるとも言えます。
お客様のご相談を受けていると
・自分はネガティブな性格だから暗い事ばかり考える
・自分は活動的なタイプじゃないから仕方ない
・自分はどうせ前向きになれない
とお話される方もいますが、その思考の根底には生活リズムがあるかもしれません。
早寝早起きを習慣にするとその思考すら変化する可能性があります。
その生活習慣の改善の一つとして漢方薬などを利用していただけると、体調の改善のみならず思考の変化・人生の好転にも役立てられると思います。
自分の思考は、生活・環境が作っている
その意識で、体質改善・生活改善をしてきましょう!