春に【怒っている人】に出会ったときの対処法
こんにちは、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。
4月に入って気温も急上昇、日中は動くと少し汗ばむくらいになりましたね。
春らしい暖かさはワクワクした気持ちになりますが、この春の暖かさで【怒りっぽくなっている人】も急増します。
新年度のこの時期。
イライラしている人とどの様に向き合うべきなのか?
そんなことを私なりに考えてみました。
人間関係のヒントになるかもしれませんので、ぜひ最後までお付き合いください。
春の五志は【怒】&陽が強まる季節
中医学において季節と感情は密接に関係があります。
特に春は5つの感情の中で【怒】が起こりやすい季節と考えられています。
これは春に対応する五臓は肝であり、肝には情緒を安定させる働きがあります。
そのため、春は【肝が不調を起こす→情緒が不安定になる→怒りっぽくなる】というケースが増えるのです。
また、陰陽学の観点からも春は急激に気温が上がり日照時間も伸びてくるため、【陽が強くなる季節】と考えます。
陽には上昇、軽い、攻撃、発散、外向き、温かい、などの特徴があります。
人間の体もいわゆる一つの【入れ物】であるため、頭部は熱が籠りやすく、脚は冷えやすくなります。
怒っている人を【怒髪天を衝く】と表現するのも納得です。
また、ジャイアンが怒っているとき声が大きく、目尻が上がり、背景が炎になるのもまさに【過剰な陽の表現】と言えるでしょう。
怒っている人は肝の不調&陰陽の乱れ
さて、本題に戻りましょう。
春は肝の不調から怒りの感情が出やすく、陰陽学的に頭に熱が籠りやすくエネルギーを発散しようとします。
つまり、怒りやすい人、キレやすい人は【肝の不調の可能性】【陰陽の乱れ】が起きている可能性が高いのです。
つまり、性格の問題ではなく体調不良、という見方もできます。
自分にミスがあって注意されることは仕方ないですが、明らかに理不尽な怒りや感情に任せて暴言を吐いている人は、
【あっ、この人、体調悪いんだなぁ…】
と思ってみましょう。
そうすると少し憐みの感情が湧いてきて、キレている人を許せるかもしれません。
まとめ
怒られる事、キレられる事は避けたいですよね。
しかし、季節的にキレやすい人が増えてしまうのも事実なのです。
自分のメンタルを守るためにも少しクールに相手を見る事も大切です。
もし、キレられたらこのブログを思い出してください。
すこ~し、楽になれるかもしれないですよ?