漢方 美人な人も健康な人も。ポイントは『活血』

こんにちわ、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。

今日は活血について少し書いてみたいと思います。

活血というとイメージが湧かない人も『血行が良い状態』とすればイメージがしやすいですよね。

なぜ美容にも健康にも活血が重要なのか?
その理由は漢方における『血』の働きにあります。

漢方において『血』には以下のような役割があります。
・体の各組織に栄養と潤いを届ける
・体を温める
・精神を安定させる

つまり血流が悪い(瘀血)の人は
・体の各組織に栄養も潤いもいかない
・体が冷えている
・精神が不安定になる

ということです。

皮膚や髪の毛、脳、目、爪などあらゆる場所に栄養も潤いも届かないと
・肌があれる、乾燥肌
・頭がボーとする、思考力が低下する
・目が疲れる、ドライアイ
・爪が薄い、割れる、二枚爪

などになりますよね。
さらには冷え性で、精神的にも抑鬱やイライラが目立つとなると良い事はありません。

活血ができている人は
・肌質が綺麗
・思考がハキハキとして行動的になる
・目の疲れが軽い
・爪が割れにくい
・冷えない
・感情の揺らめきが少ない

となります。

血を巡らせることが美容にも健康にも人間関係にも重要であることが分かりますね。

コロナが長引き、運動が少なくなると人はもちろん瘀血になりやすくなります。

適度な運動、入浴、十分な睡眠を意識しつつ、活血にしてくれる漢方薬を飲むと良い事がたくさん増えてくると思います。

ぜひ、お試しください。

中山 貴央

中山 貴央先生

  • 薬剤師
  • 国際中医専門員
  • 薬膳コーディネーター

子宝相談、婦人科相談、美容相談を専門としています。
唯一無二の自分の心と体、そして人生だからこそ根本から改善できる漢方を試していただきたいと思っています。