妊活における周期調節のメリット
こんにちわ、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。
今日は妊活における周期調節についてご説明したいと思います。
女性の生理を中医学的に考えると『月経期・卵胞期・排卵期・黄体期』の4つの時期に分けることができます。
周期調節とはそれぞれの時期に応じた漢方薬や養生を実践することで妊娠しやすい体づくりをしていく方法です。
この方法は中国の国医大師である夏桂成教授が1960年代に構築した理論で、現代の婦人科臨床に広く応用されています。
晩婚化が進む現代では、西洋医学による高度な治療をしているにもかかわらず良い結果につながらないことが多々あります。その大きな原因の一つとして挙げられるのが加齢とともに落ちていく妊娠力になります。
女性の場合、20代をピークに30代40代と加齢とともに卵子の質の低下や妊娠する力、妊娠を維持する力が低下していきます。そのため年齢が上がるにつれて着床しにくく、また流産のリスクが高まっていきます。
周期調節は女性の生理周期の特徴を把握しそれぞれの時期に合った漢方薬を服用することで、卵子の質を上げる事、着床しやすく流産しにくい体質に改善する事を目的としています。
当店では必要に応じて周期調節をご提案させていただいております。
周期調節をするべきか、それともしないほうが良いのか、などぜひお気軽にご相談ください。