秋の不眠は心を壊す
こんにちは、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。
秋は古来から『悲』の感情が出やすい季節と言われてます。
『内向的』『感傷的』『ノスタルジック』『センチメンタル』
なんて言葉が秋にはピッタリです。
なんとなく精神的疲労が出やすいのが秋ですが、その精神的疲労をさらに加速させるのが『睡眠不足』です。
睡眠不足の悪影響
睡眠不足による心への悪影響を挙げるとキリがありません。
脳の疲労が蓄積し、合理性や倫理性、社会性が低下するため、仕事の効率が下がり、倫理的に反するような言動をしがちになり、社会的なルールや協調性を欠くような思考をしがちになります。
これらは睡眠不足による前頭前皮質の機能低下と偏桃体の活発化が主な原因です。
人は睡眠を怠るだけで日々の生活の苦痛度が増してしまうのです。
『自分は落ち込みやすい性格だ…』
『難しいことを考え出すと頭がいっぱいになる』
『感情的になってしまってキレてしまう』
『SNSなどで悪口や誹謗中傷を書いてしまう』
このような精神状態も、もしかしたら陰には睡眠不足があるのかもしれません。
逆を言えばよく眠れている人は合理的で倫理的で社会性が高くなりやすいです。
これすなわち、仕事ができて倫理的な言動ができて、TPOに応じた振る舞いができる人、ということになります。
そのような日々を過ごせる人はより生産性も高く周りからの評価も高まるでしょう。
そのためにも、夜更かしやアルコール、就寝前のタバコ・カフェイン・運動はなるべく避けるようにして、照明も暖色にして落ち着いた雰囲気で過ごすようにしましょうね。
まとめ
我々は自分自身で自分の心をコントロールしていると思いがちですが、睡眠不足になると自分自身ですらコントロールができなくなります。
ただでさえいろいろと問題を抱えている現代、せめて自分の心だけはしっかりとコントロールできる状態を保っていきたいものです。