眠りの質が悪い高齢者に読んでほしいブログ
こんにちわ、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。
今日のブログは眠りの質が悪い高齢者に少しお伝えしたいブログになります。
【若い時はぐっすり眠れたのに、年を取ってから眠りが浅くて…】
そんな人も多いと思います。
実際、データ的を見ても脳や体の疲労をとる【深いノンレム睡眠】は10代のころと比較すると30代ですでに減少が始まり、40代後半には10代と比較して60~70%減少し、70歳にもなると10代の80~90%減少します。
年を取ると睡眠の質が悪くなる現実は皆さんが思っているよりも深刻なのです。
さらに深刻な話をすると、この【深いノンレム睡眠】は記憶をしっかりと固定化することに役立つ睡眠であるため、深いノンレム睡眠が減少すると記憶力の低下、すなわち物忘れや認知症を起こします。
【若い時に比べて物忘れが目立つ】
【新しい情報を見たり聞いても、サッパリ覚えられない】
このような状況は睡眠の質の低下のサインともいます。
しかし、睡眠の質の低下は毎年ゆっくりと低下していくため、自分の睡眠の質が低下していることに気が付かない人が多いです。
例えば、怪我をすれば【怪我をした!】と気が付きますよね?
それは変化が急激だから気が付くのです。
しかし、徐々にしか変化しないものは、自分でも気が付かないものなのです。
そして加齢していく以上、何かしら睡眠の質を良くする事をしなくては、このまま悪化の一途を止めることはできません。
誰だって認知症にはなりたくないですよね。
そのためにも、睡眠の質を良くする漢方薬はお守りのように服用していただきたいと思います。
今現在、病気や体調不良を感じていなくても、質の良い睡眠を求めることは将来の自分への健康投資なのです。
漢方薬は値段が高いイメージがありますし、実際、値段は高いと思います。
しかし、今現在は睡眠に満足していて、さらに睡眠の質を良くする、という目的でしたら、1か月5,000円もかかりません。
我々はつい目先に利益にとらわれがちです。
しかし、どうしても避けられない【老い】を少しでも遅らせるために、質の良い睡眠は絶対に必要です。
先ほどのデータを参考にすれば、40代後半から睡眠の質の向上を意識してもらいたいと思います。
少しでも、睡眠について気になる点がございましたら、お気軽に漢方相談してみてくださいね!