イライラ＆入眠困難に重鎮安神薬

こんにちわ、寒暖差の激しい毎日ですが皆さんお元気でしょうか？

春は季節の変わり目であり、気候も環境も目まぐるしく変わる時期です。

このような時期は自律神経も乱れやすくなるため…少し精神的にも不安定になりがちです。

春先は変な人が出る
木の芽が芽吹くときは気を付けろ

などとはよく言ったものです。

さて、漢方や中医学において、春は陽気が急激に高まるため、頭に気血が昇りやすくなるのが特徴です。

頭に過剰な気血が昇るということは良い影響としては『元気が出る、やる気が出る、行動的になれる、意欲的になる』などが挙げられます。

春になるとワクワクしたり、どこかに出かけたくなったり、新しい趣味を始めたくなるのは、まさに春の陽気のたまものと言えるでしょう。

しかし、春の陽気は良い影響ばかりではありません。

頭に過剰な気血が昇るとイライラ、興奮などの症状も出やすくなり、キレやすくなる、入眠困難になる、などの症状を感じる人も増えてきます。

このような症状が目立つ場合には頭に過剰に昇った気血を降ろす必要があります。

まさに『頭を冷やせ！』ということです。

漢方薬には頭に溜まった過剰な気血を降ろすものとして重鎮安神薬があります。

まるで過剰な気血に重りをつけてスーッと鎮める、それによって精神が安定する、そんな漢方薬です。

春夏の陽気が過剰になる季節の不眠にはピッタリの漢方薬と言えるでしょう。

もちろん体質は人それぞれですから、服用の際にはそれ以外の体質にも配慮する必要があります。

不眠の悩み、イライラの悩み、我慢しないでお気軽にご相談ください。

子宝相談、婦人科相談、美容相談を専門としています。
唯一無二の自分の心と体、そして人生だからこそ根本から改善できる漢方を試していただきたいと思っています。