良い睡眠をとるために 運動は夕方まで

こんにちわ、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。

皆さん、運動していますか?

とある調査では『1週間に1回以上の筋トレをするか?』というアンケートの結果、2006年は約500万人だったのに対し、2020年は約1400万人とかなり増えていることが報告されています。

SNSなどの影響もあり、良い体を作るために筋トレや運動を生活に取り入れている人が多くなっているのかもしれません。

しかし、仕事をしながら運動もする場合、どうしても仕事終わりの時間になってしまう人も多いのではないでしょうか?

しかもそれが、不眠の原因になる可能性がある、としたら少し考えものですよね。

 

良い睡眠のために 運動の時間に気をつけよう

運動は心拍数を大きく上げます。

さらに長時間の運動はコルチゾールと呼ばれるストレスホルモンや、ノルアドレナリンの分泌も促します。

つまり、運動とは脳や体を【戦うモード】にするわけです。

そのため、体温が下がりにくくなり、睡眠に必要な深部体温の低下が難しくなります。

これではストレス発散のために運動しても、寝つきが悪くなってしまい、結果的に心身がストレス除去が難しくなります。

もし仕事終わりの夜に筋トレをして、寝つきが悪いのであれば、筋トレをする時間を変更したほうが良いでしょう。

お勧めは24時間営業のジムに行く事です。

帰宅後はなるべく早く就寝し、早起きをして、そこからジムに行ってみてはいかがでしょうか?

朝に運動することでノルアドレナリンやドーパミン、セロトニンの分泌も高まり、やる気や集中力、ポジティブ思考になる事で、1日を効率よく生産的に過ごすことが出来ます。

これから暖かくもなり運動を始める人も増えてくると思います。

しかし、運動をする時間によっては睡眠に悪影響になる場合もあります。

夜の運動をする際は睡眠に悪影響が出ていないかどうかを確認して、運動する時間を決めていきましょう。

中山 貴央

中山 貴央先生

  • 薬剤師
  • 国際中医専門員
  • 薬膳コーディネーター

子宝相談、婦人科相談、美容相談を専門としています。
唯一無二の自分の心と体、そして人生だからこそ根本から改善できる漢方を試していただきたいと思っています。