『睡眠不足だとミスをする』具体的な数字がこちら…
こんにちわ、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。
皆さん、うっかりミスとかしますか?
私は仕事上、月に1度ほど夜勤をするのですが、夜勤明けは集中力も低下してミスが多くなるのを実感します。
皆さんもなんとなく『睡眠不足だとミスが多くなる』というのはイメージとして持っていますよね。
では、どれくらい悪いのか、データを見ていきましょう。
ペンシルバニア大学のデーヴィット・ディンゲスの実験がとても興味深いです。
この実験では人はどれくらい覚醒しているとパフォーマンスに影響が出るのか、を実験しました。
実験内容はいたってシンプルで、
『被験者にボタンが光ったりパソコン画面が光ったら一定時間内に対応するボタンを押してもらう』
というものです。
最近ではゲームセンターなどにも置いてあるので見たことがある人も多いかもしれませんね。
この実験の結果が実に面白いです。
8時間睡眠の人の成績を基準とした場合
徹夜をしたグループはミスが400%増加しました。
これは徹夜明けの脳の疲労を考えれば納得の数字ですね。
しかし、怖いのは次の結果です。
6日間4時間睡眠をしたグループもミスが400%増加
10日間6時間睡眠をしたグループもミスが400%増加
となったことです。
睡眠時間が6時間程度の人は多いような気がします。
6時間睡眠が慢性化しているとミスが徹夜明け並みに増える、ということになります。
良い仕事や良い勉強をするためには質の良い十分な睡眠が必要不可欠ということです。
仕事を終えて夜はゆっくりテレビでも観ながらリラックス…。。。。
それも分かりますが、明日の自分のためにも早めにベッドに入るようにしましょう。
良い日中のためにも良い睡眠を。
質の良い睡眠に漢方薬を補助的に使用していただけたら幸いです。