不定愁訴と漢方・中医学
こんにちは、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。
今日は朝から快晴!
とても気分が良いですね(^^♪
天気が良いだけでメンタルが左右されるのですから、人間もロボットではなく動物なんだなって感じます。
さて、天気が良いとなんとなく調子が良く感じられるように、中には【原因が分からないけど、なんとなく調子が悪い】ということで悩まれている人も大勢いると思います。
特に病院などで診察を受けても
・ストレスかもしれない
・原因はよく分からない
・気にしすぎです
・様子を見てください
で、終わってしまう事もあり、【調子が悪いのに、気のせいってひどくないですか?】と感じる人もいます。
このように西洋医学的に診察をしても原因が分からない、けれども調子が何となく悪い状態を不定愁訴(ふていしゅうそ)と呼びます。
不定愁訴と漢方・中医学
漢方や中医学には【未病】という概念があります。
これは、【病になる一歩手前。病とは言えないが、不調を感じる状態】と考えて良いでしょう。
そういう意味では不定愁訴と未病は少し似ているところがあるのかもしれません。
漢方や中医学では何気ない不調や様子から未病をとらえることを得意としています。
なんと
・顔つき
・声の状態
・体の動かし方
・舌の状態
・味覚の傾向
などからも、不調を探るんですよ。
面白いですよね(笑)
個人的にはパパやママがこういった未病をとらえる勉強をしてもらえるととても嬉しいです。
そうすることで子供の些細な変化にも気が付けるようになりますし、そういった未病に気が付くことで食事メニューや生活を整える意識も高まると思います。
なんてことを、今、リビングカルチャー教室で講演しています(←宣伝入れました(笑))
まとめ
私たちはロボットではありません。
スイッチを入れれば毎回安定した動きができるわけではないのです。
だからこそ、日々の何気ない変化を感じ取る事が大切です。
なんとなく調子が悪い!
そんな人はぜひ、ミステリアスにして面白い漢方・中医学の世界へお越しください(^^♪