秋 恋愛が『なんとなく』うまくいかない人へ 

こんにちは、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。

先日のラジオでも話しましたが今週8日は立冬ですね。
にもかかわらず予想気温は25℃の日もあり…、日本の天気はどうなっちゃっているんでしょうね(笑)
登校拒否も過去最多、なんてニュースもありましたし、自律神経が乱れている人も多いかもしれません。

さて、そんな秋の天候が『恋愛にも悪影響』になる事をご存知ですか?
日本には昔から『秋は別れの季節』なんて言葉があります。
なぜ、秋は別れの季節なのか?中医学的・漢方的に解説したいと思います。

現在、恋人とうまくいってない人は要チェックです!

秋は『悲』の季節

漢方や中医学において秋は『悲』の季節と言われ、感傷的・内向的な心情になりやすくなります。
・自分の価値が低い気がする
・こんな人生で良いのかな…
・周りの人が羨ましい
・楽しいことがないな…
そんな心情になりがちです。

秋はどことなく気持ちの問題が出ます。
これは気の巡りが悪くなり『気滞(きたい)』になりやすいからです。
気は心や体を動かすエネルギーのような存在です。
気は無いよりもあった方が良いのは当然ですが、ただあるだけではなく、滞ることなく巡っているのが良い状態です。
日本語にも『気分が良い』なんてありますが、まさに『気が分散している(滞っていない)』という事ですね。

対照的に夏は『喜』の季節と考えられています。
気持ちが昂り、興奮しやすいためお祭りやフェス、花火大会など楽しいイベントが多いのが特徴です。
・ナンパ
・ひと夏の恋
など、少し大胆になれるのが夏の特徴です。
これは夏になると、心の陽が上昇するためメンタルの冷静さを失う、とも言えます。

つまり夏の『喜』の状態から急転直下、どことなく寂しく、ネガティブな『悲』の状態になるのが秋ということになります。

このような季節的な変化が恋愛にも影響を与えてしまいます。
・夏の時は楽しかったけど、今は相手といても楽しくないな
・相手の人の笑顔が減った気がする
・この人と付き合っていて、将来大丈夫かな…
・単純に会うのが怠いな
そんな気持ちが湧きやすくなります。

この秋の影響は男女問わずに起きますが、
・運動習慣がない
・疲労状態
・屋内で過ごすことが多い
・睡眠不足
・会話が少ない
などの人に多く現れます。
これらの生活習慣は気を消耗しやすく、さらに気の巡りが悪くなる『気虚気滞(ききょきたい)』という状態を起こしてしまうのです。

まとめ・対処方法

秋は『悲』の季節であり、どことなく悲観的で感傷的で内向的になるため、恋愛も『停滞感や別れ』がつきものです。
そうならないためにも私から恋愛のアドバイス!
①デートはなるべく外出するべし
②夜更かしはせずに早く寝るべし
③相手の話をよく聞くべし
この3つのポイントを守ると、秋の失恋を乗り越えられる!?かもしれませんよ…(笑)

中山 貴央

中山 貴央先生

  • 薬剤師
  • 国際中医専門員
  • 薬膳コーディネーター

子宝相談、婦人科相談、美容相談を専門としています。
唯一無二の自分の心と体、そして人生だからこそ根本から改善できる漢方を試していただきたいと思っています。