心が鬱々するなら、体でだましてみる
こんにちは、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。
秋は鬱々としがちですね。
今朝のテレビでも登校拒否が過去最多、なんてニュースが流れていました。
当店でも先週、3件の登校拒否の相談がありましたから、とても身近な問題なのかもしれません。
さて、心が鬱々としている人に対し、
『くよくよするな』
『前向きで過ごそう』
『ポジティブ思考で生きよう』
なんてアドバイスしても、まぁぁぁぁ無理ですよね。
だって、それができないから鬱々としているわけですから、できな人にしなさい、というのはなかなか酷だと思います。
そこで、少し提案なんですが、心が鬱々としている時は体の動きで心をだましてみてはいかがでしょうか?
これは科学的にも証明されているみたいです。
例えば
両手を挙げて『やったー!』と言ってみると、気分が良くなったり、
ガッツポーズをしながら『今日も最高!』というと、ポジティブな思考になったりします。
日記に些細な事でもポジティブな言葉で書くと、自信が高まります。
逆に猫背でうつむいて、ため息をついていると心もどんどんとネガティブになっていきます。
心と体は密接にリンクしているため、活動的な心を作るためには、体を動かすことがとても重要です。
そんなことを書くと、『心が鬱々としているんだから運動なんてできないよ』なんて声が聞こえてきそうですね。
そういう風に考えてしまう人はおそらく自分に対してハードルを高く設定しているのだと思います。
1か月でできる事を低く見積もり、1日できる事を過大に設定してしまっていることが多いと思います。
『体を動かすことが重要』とは、ランニングをしなさい、筋トレをしなさい、という事ではありません。
先ほどのようにガッツポーズや手を挙げる、背筋を伸ばす、声を出す、このようなことで最初はOKです。
スポーツを見たり、歌手のライブ映像を観ながら表情やしぐさをまねるのだけでも十分に効果があります。
まとめ
秋冬は日も短くなり気温も下がるため、鬱状態になりやすいです。
また、寒くなると運動する機会が減ってしまう人もいますよね。
そういった負のスパイラルが心も体も停滞モードにしてしまう事もあります。
ガッツポーズをしたり両手を挙げて『やったー!』なんて言うのは少し恥ずかしいっても思う人もいるかもしれませんが、人に見られない状況ならできますよね?
そんな風にして体から心を動かしてみるのも良いと思いますよ。