雨の日にハイテンション!そんな人はいない…はず

こんにちわ、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。

皆さんは起床して、カーテンを開けて雨が降っているとき、
【よっしゃー!雨だ!めっちゃテンション上がるなぁ~。掃除洗濯しちゃおっと♪】

って、なりますか?

なる人もいますよね?確かにいると思います。

でも、おそらくほとんどの人がそうではなく、
【あー…、雨かぁ…、怠いなぁ、しんどいなぁ、やる気でないなぁ…】

となっているのではないでしょうか?

これ、漢方や中医学的に考えると、当たり前の事です。

中医学には陰陽学説というのがあり、大まかに例を挙げると
陰→雨、寒い、静止、暗い、内、下、夜、重い
陽→晴れ、温かい、動く、明るい、外、上、昼、軽い

という具合になります。

そのため、雨は陰に属するので【重さ、静止、暗い、下、重い】をもたらします。

だから気分も重く、暗く、静止し、下に落ちるわけです。

これは、自然な事、と言えます。

雨が降ってテンションが上がるのは、よほど嫌なイベントが雨で中止になった時くらいかもしれません。

というわけで、これから梅雨時期ですね。

間違いなく!みんなしんどくなります(笑)

これはもうね、仕方ないのよ、だって、僕たちロボットじゃないから…。

かといって、無理な事だから受け入れろ!ということを書きたいわけでもなくて、僕が言いたいのは【そうなると分かっているんだから、対処しよう】ということです。

陰が強くなる季節なんだから、日常に陽な事を組み込むことがとても大切なんです。

例えば、陽は【温かい、動く、明るい、外、軽い】だったよね?

だから、
・温かい食事をとる
・軽い散歩(その場で軽くジャンプでもOK)
・明るいニュースや話題に触れる
・外に出る、汗をかく、笑う
ということが大切になってくるわけです。

・冷たい食事
・冷たい飲み物
・運動0
・暗いニュースを観る
・家に引きこもる
・シャワーで済ませる
なんてしていたら、絶対に陽にはなれません。

『そんなことわかっているよ!そんなこと言ったって、陰で気が重いから陽の事ができないんだよ!』

そんな声が聞こえてきそうです。

そんな人こそ、漢方薬を試してみたらいいと思うの(←無理くり漢方の宣伝(笑))。

漢方薬で気を巡らせたり、水分代謝良くしたり、血流を良くしたら、少しは【陽に傾く】と思うんだよね。

一番いいのは生活リズムで梅雨の重さに負けない状態にすることだけど、どうしてもしんどい時は騙されたと思って漢方薬を飲んでごらん。

きっと、【あっ、ちょっと心も体も軽くなったかも】って、なるかもしれないよ?

そのほんの少しの『陽に入ったかも』をスイッチにして、ような生活をしていけば、きっと心と体の状態は良い方向に向かうと思いますよ。

 

中山 貴央

中山 貴央先生

  • 薬剤師
  • 国際中医専門員
  • 薬膳コーディネーター

子宝相談、婦人科相談、美容相談を専門としています。
唯一無二の自分の心と体、そして人生だからこそ根本から改善できる漢方を試していただきたいと思っています。