当店は入りにくいです(笑)
こんにちわ、宇都宮市の天明堂薬局です。
突然ですが、漢方薬局って入ったことありますか?
なんとなぁ~く見たことはあっても入ったことはない人が多いですよね。
ドラッグストアには用もなく入れるのに、漢方のお店はいざ目的があっても(そもそも漢方に目的がない?)、入りにくいものです。
当店も例にもれず、入りにくいです。
いや、厳密に言えば、【わざと入りにくくしている】という感じかな?
その理由は私が思う当店の存在理由にあります。
当店の【意味】や【存在価値】はいわゆる『カウンセリング』というものを踏まえて、お勧めの漢方薬を提案し、それに付随した食養生や生活養生を提案する。
さらにいえば、やはり誰にも言えない心持や心配な気持ち、先が読めない不安、辛い思いを少しでも前向きで楽しい気持ちになっていただく事です。
そのため、落ち着いて周りを気にすることなく、ゆっくりと僕と過ごす時間を堪能(言葉間違っているかも?)していただきたいと思うのです。
当店に長く通われているお客様を見れば一目瞭然で、【薬屋】に来ているのに皆さん笑顔で入店されます。
誤解を恐れずに書けば【病人が来る場所なのに、みんな笑顔で入店してくる】という感じ。
病人が行く場所といえば他にも病院がありますが、【こんにちわー!】と笑顔で通院している人っていませんよね(いるかもしれないけど…)。
だから、医療機関でもこうやって笑顔で来てくれる場所がある、っていうのが当店の【意味・存在価値】だと思うんですよね。
この意味や存在価値を実現するためには、一人一人としっかり向き合うことが大切なので、
ひっきりなしに人が出入りするのも良くないし、軽快なBGMも合わない、電話のコールでさえも本来はない方が良い、と思います。
※迷惑電話、マジ、オコル
そのために当店はあえて【来店のハードルを上げている】というわけです。
当店の窓は比較的大きく、前の道路を走っている車からもよく見えます。
停車中にジー――っと店内を観ている人もたくさんいます。
でも、来客率は視認数を母数とすれば、かなりの低さです。
これで良いのです。
漢方屋さんは単に薬を売る場所ではありません。
たった1回の人生を幸せにするためにはどうしたらいいのかを一緒に考えていく場所です。
ハードルは高い(←下げる気もない(笑))ですが、ぜひ、みなさんの人生のHAPPYに当店がお役に立てられたら、幸いです(^_-)-☆