最近のお勧め本
こんにちわ、宇都宮市の天明堂薬局・中山貴央です。
今日は最近読んだ本の中から面白かった本をご紹介したいと思います。
それがこちら
『DIE WITH ZERO』
直訳すると『ゼロで死のう』という意味ですが、この本を読んでみるとハッとさせられることが多いです。
私も当てはまってしまったことなんですが、若い時は
『将来が不安だから今は一生懸命仕事をして、無駄使いは控えよう』
と思っていました。
銀行の預金額が少しずつ増えるのを眺めながら『よし増えているぞ!』と喜んでいた時期もありました(;^ω^)
そして結婚をして子供を授かって、今の40代に至って思うことは…、
『若い時にやりたいことにお金と時間を使えばよかった』
という事。
『時間は後戻りできない』という当たり前の事。
『歳を取ると体力も意欲も低下する』という当たり前の事。
そんなこと、分かっていたはずなのに。
若くて体力もあり時間もあるのに、最大限に『自由』を謳歌しなかったことをすでに後悔しています。
でも、この本を読んでみて少し気持ちが変わったんです。
『きっと、60代の自分も40代の自分を振り返り、【あの時は元気で意欲的だった】と思うんだろうな』
と。
そう思うに違いない。
『80代の自分は40代の自分の体力と気力が羨ましくて羨ましくて仕方ないはずだ』と。
そう思うようになってから、自分の【今】をいかに最大限に楽しめるかを考えるようになりました。
もし80歳になって有り余る貯金があったとしても、使える体力と意欲は無くなっているでしょう。
将来が不安だから貯金して無駄使いは控えよう
それもとても大切です。
しかし、その思考が偏り過ぎて【今しかできない経験】を見逃すと、老齢になった時には取り返しのつかない【後悔の念】に苛まれます。
死の間際に思い出すのは【貯金の額】ではなく【経験や思い出】と言われています。
【自分の人生は良い経験をたくさんできた】と喜びの思い出を少しでも浮かべながら、死を迎えられたらとても幸せですね。
今日から雨続き。梅雨入りかと思うような1週間の天気予報です。
雨を見ながら、自分の人生や生き方をゆっくりと考える時間を、この本と共に過ごしてみるのも悪くないですよ?