受験を勝ち抜く漢方薬
こんにちわ、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。
受験生頑張っていますかー!
今の時期はおそらく多くの受験生がピリピリしているのではないでしょうか?
私にも受験生の時期がありました。
高校受験の時は1日14時間勉強した記憶があります。
もうご飯、睡眠、移動、以外は全部勉強していたような気がします。
まぁ、よく頑張ったな…と今でも当時の自分を褒めてあげたいところですが…、過度なストレスから10㎏以上太ったのも覚えています。
それくらい受験生のストレスは強いですよね。
受験を勝ち抜く漢方薬、とタイトルに書いてみましたが、漢方の知恵は間違いなく受験に役立つと思います。
そもそも勉強する、という行為は『頭を使う』ので、頭部に気と血が集中してきます。
これがまさに『頭に血が昇る』という状態で、過剰な気血が頭部に集まるため頭痛、肩こり、不眠、イライラや興奮、攻撃性も増してきます。
特に睡眠の質の低下は受験生にとって最も避けたい事です。
睡眠不足→脳の疲労が取れない→勉強がはかどらない→無理に頑張り睡眠時間を削る→疲労が取れない→勉強がはかどらない→…
もう負のループです。
昔から『頭寒足熱』という言葉もあるように、頭部に過度な気血が集まることは良くないです。
スッキリした脳で集中して問題に取り組む、これが受験生にとってとても大切な事です。
そういった意味でも頭部に溜まった過剰な気血を降ろす漢方薬は過度な緊張をほどき、頭をスッキリさせることにとても役立つでしょう。
このような漢方薬を重鎮安神薬と呼びます。
重鎮安神薬以外にも頭部の気血を下に降ろす方法として、脚を動かす、というのがあります。
通学での自転車やちょっとした散歩などは頭に上がりきった気血を降ろし、脳をすっきりさせてくれます。
余り詰め込みすぎずに、適度に運動する時間を取り入れてみてくださいね。