体質改善のポイントは『なりたい自分をしっかりイメージする事』です
漢方薬の魅力は『体質改善』です。
『体を良い方向へ改善していく』ために、漢方薬を服用して、体質が良くなることで生活が豊かになったり悩みが解決することが目的です。
漢方薬を服用して体質を改善するには1つとても重要なポイントがあります
それが、
『なりたい自分をイメージできているか』
です。
これは私が中国人の中医師から言われた言葉なのですが、その中医師は以下のように語ってくれました
『どんなにすばらしく、適した処方を服用していたとしても人間としての3つの基本が出来なくては改善する見込みはありません。
それは、食べる事、眠る事、動く事。
食事が適当で睡眠の時間を確保せず、運動も一切しない。
これでどうして心身が良い方向に向かうのでしょうか?
日々の生活を改善することは薬を飲むこと以上に大切です。
皆様はどうか、お客様へ薬の提供だけでなく、お客様と【どのような人生を送りたいか、それを達成するにはどのような変化が必要なのか】を一緒になって考えてあげてください』
と。
少し私なりにかみ砕いて書きましたけど、ほぼこのようなアドバイスでした。
確かにその通りですよね。
今の自分の『生き方』は果たして目標としている『目的』や『幸せ』を達成するためのものなのかどうか?
ダイエットしたい!と『思う』ことはあっても『行動』が出来ているだろうか?
冷え性を良くしたい!と『思う』ことはあっても『行動』が出来ているだろうか?
体質改善する目的を明確に『思い』そして『行動』することがとても大切です。
『思っているだけ』では何も変わらないですよね。
その後押しが漢方薬なんだと思います。
と、こう書いてしまうと
『頑張りたいけど忙しくて頑張れない!』
『理屈は分かるけど、行動に移せない!』
と、思う方も多いと思います。
それはきっと、僕が思うには、『行動の仕方が分からない』もしくは『ハードルを上げすぎている』のだと思います。
冷え性の人にジムに行ってください、と言っても時間的に難しいことはあると思います。
でも、『TVCMの間だけスクワットしてください。』だったら、できるはずです。
それを『できない!』という理由は何でしょうか?おそらくないですよね。
これくらいハードルを下げてあげれば『絶対にできない』は、ないです。
冷え性の人が冷たいジュースを温かい飲み物に変更することも、『できない理由』は考えにくいです。
こう考えると、ハードルを下げれば必ずできるんです。
大切なことは、今の生活が『なりたい自分に通じているのか?』を自問自答することです。
チョコレートに手が伸びそうなとき、果たしてその行為はなりたい自分になるための行為なのか?それともなりたい自分から遠ざかる行為なのか?
一つ一つの行動を自問自答すれば、おのずと行動の中のYES,NOが明確になるはずです。
そのちょっとした積み重ねが、体質改善につながり、ひいては幸せや目標達成につながります。
最初からハードルを上げすぎないで、でも確実に目標に達成できる行為をしていきましょう。