寒い朝晩、帽子とマフラーで頭痛予防を
こんにちは、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。
朝晩の寒さが身に染みる今日この頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
寒い風にさらされると頭がズキーンと痛む、なんて経験をする人も多いと思います。
今回はそんな寒い風にさらされることによる頭痛について書いてみたいと思います。
風寒頭痛(ふうかんずつう)
風寒頭痛とは風邪と寒邪に襲われることにより発生する頭痛です。
いわゆる『冷たい風にさらされることにより発生する頭痛』ということです。
寒邪には気血の流れを悪くする特徴があり、不通即痛(気血の流れが悪い場所は痛みを生む)の原理から痛みを引き起こします。
夏場でもクーラーの風が直接当たっていると痛みを感じるのも風寒頭痛といえます。
風寒頭痛を防ぐには…
風寒頭痛を防ぐには冷たい風が直接体にあたらないようにする事が重要です。
ここで重要になってくるのが帽子とマフラーです。
帽子とマフラーは頭部と首を冷気から守るため、この時期には必須のアイテムといえます。
また、冷たい環境にいると腰や膝、足首が痛む場合も風寒邪の影響を受けている可能性が高いです。
腹巻、膝サポーター(ゆるめ)、アンクルウォーマーなどを上手に使用して冷やさないようにしてくださいね。
まとめ
風寒邪はマフラーや帽子など冷気が直接当たらないようにすれば防げる場合がほとんどです。
しかし、うっかり冷気にさらされて頭痛を感じた場合には川芎茶調散などで早めに服用すると良いでしょう。
まだまだ寒い風がビュンビュンと吹きます。
予防意識を高めつつ、万が一のために川芎茶調散を持っておくと良いでしょう。