寝ているときの涎は漢方的に考えると○○の弱りサインかも

こんにちは、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。

 

 

 

今日のブログは就寝中によだれが出てしまう原因について書いてみたいと思います。

 

中医学や漢方の世界では『脾は涎を主(つかさど)る』という考え方があります。

 

涎(よだれ)は口の中を潤わし、粘膜の保護などをしていますが、脾つまり消化器系が弱くなっていると

 

涎の分泌を調節することが出来ず、寝ているときに涎が垂れることがあります。

 

漫画などの描写でもたくさん食べた人が涎を垂らしながら寝ていることがありますね。

 

あれは【胃腸に負担がかかるほど大量に食べすぎてしまった】というイメージなのでしょう。

 

寝ているときに涎が出てしまうのは病気というわけではありませんが、胃腸が疲れているサインかもしれません。

 

夕食の量を見直したり、消化の良い食事内容にしてみましょう。

 

それでも涎が出てしまうなら、消化器系の働きを良くする漢方薬をお試しください。

 

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中山 貴央

中山 貴央先生

  • 薬剤師
  • 国際中医専門員
  • 薬膳コーディネーター

子宝相談、婦人科相談、美容相談を専門としています。
唯一無二の自分の心と体、そして人生だからこそ根本から改善できる漢方を試していただきたいと思っています。