寒くなる時こそ『たまねぎ』を食べよう

こんにちわ、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。

今朝からグッと冷え込みが強くなりましたね。
羽織るものがないと震えそうです。

さて、寒くなると体を温める食材が好まれますが、今回紹介する『たまねぎ』は寒い時期にとてもお勧めの食材と言えます。

たまねぎの漢方薬膳的働きは気と血の巡りを良くする事です。

気の巡りが良いことを身近な言葉で『気分が良い』と言いますし、
気の巡りが悪いことを身近な言葉で『気持ちが鬱々とする』と言います。

つまり気の巡りが良くなることは毎日を楽しい気持ちで過ごすうえで重要な事です。

血の巡りについてはイメージしやすいと思います。
血の巡りが良い→温まる、ダイエットに有利、痛みが起きにくい、血色が良い
血の巡りが悪い→冷える、太りやすい、頭痛などが起きやすい、血色が悪い

血の巡りが良くなることは寒くなる時期、特に女性にとってはとても重要です。

たまねぎは気と血の巡りを同時に良くするというのですから、
寒い季節に気分が鬱々としている冷え性の人にはかなりお勧めですね!

食べ方にもひと工夫があります。

たまねぎは独特の辛味がありますが、生のまま食べると血流促進に効果が高く、火を通して食べると食欲改善が期待されます。
自分の体質に合わせて調理法も変えてみると面白いですね。

中山 貴央

中山 貴央先生

  • 薬剤師
  • 国際中医専門員
  • 薬膳コーディネーター

子宝相談、婦人科相談、美容相談を専門としています。
唯一無二の自分の心と体、そして人生だからこそ根本から改善できる漢方を試していただきたいと思っています。