パソコンやスマホによる目の疲れにお勧めの漢方薬膳食材
こんにちわ、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。
仕事やプライベートでどうしても見る時間が長くなるパソコンやスマホ。
それによる眼精疲労は国民病ともいえるのではないでしょうか?
漢方や中医学には『肝は目に竅を開ける』という言葉があり、肝の疲労と眼精疲労はとても深い関係があると考えます。
そのため、漢方薬膳的に眼精疲労にアプローチする場合は、肝の働きを良くする食材を食べることを勧めます。
肝の働きを良くする食材には
・クコの実 ・トマト ・菊花 ・シジミ ・アサリ ・イカ ・ニラ ・アスパラガス ・グレープフルーツ
・ブドウ ・鯵 ・鱈 ・鰻 ・レモン ・昆布 ・ミカン ・梅
などがあります。
特に菊花とクコの実は杞菊地黄丸の配合処方にもなっており、肝のケアにはとてもお勧めです。
クコの実は近年、ゴジベリーとしてアンチエイジングや美容の分野でも注目を浴びているので、ご存知の方も多いかもしれません。
クコの実と菊花を煎じて飲むのもとてもお勧めです。
私が中国は北京にて足つぼマッサージを受けた時も、菊花とクコの実のお茶をいただきました。
さらには小さなミカンのような果実もいただきました。
この点からも肝のケアに意識が高いことがうかがえます。
眼精疲労は肝の疲労かもしれません。
肝に良い漢方薬膳食材を意識して食べていきたいですね。