夏場の不安感、過度の心配性に食べてほしい漢方薬膳食材
こんにちわ、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。
夏は五臓の中でも『心』の消耗が激しい季節とされてます。
『心』は西洋医学の心臓と似た部分もありますが、『心=こころ』とも読むように、漢方ではメンタルにも関係するものと考えます。
夏は心の消耗が激しくなり、心の働きが悪くなることで、精神不安を起こしやすくなります。
例えば
・夏になると楽しくなって、旅行や遊びに行きたくなる(心の高ぶり)
・夏になるとナンパや、恥ずかしくてできない事が出来たり、大胆になる(心の高ぶり)
・夏の繁華街では喧嘩や酔っ払いによる不祥事が増える(心の高ぶりとアルコールによる自制心の低下)
など、思い当たることもありませんか?
心が高ぶると心気と心血の消耗が激しくなるので、心の働きが悪くなります。
夏場に心の不調を感じたら、まずは心の働きを良くする食材を食べると良いでしょう。
心の働きを良くする食材には
・トマト ・人参 ・レンコン ・牛乳 ・スイカ ・小麦 ・牡蠣 ・レバー
などがあります。
特にトマトやスイカは旬のもので、潤いを補うこともできますので、お勧めの食材です。
牡蠣やレバーは滋養強壮にも良いですから、疲労を感じたら食べたいですね!
漢方にも心の高ぶりを抑え精神を安定させるものがあります。
食事だけでは不十分であれば、漢方薬もお試しくださいね!