食べ過ぎ→不眠→食べ過ぎ→不眠
こんにちわ、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。
今日は食べ過ぎと不眠の負のループについて書きたいと思います。
漢方における不眠の原因の一つに痰熱内擾というものがあります。
これは油っこいものやしつこい味のもの、アルコールなどを摂取することで消化器系の働きが悪くなり、水分代謝が低下し、その状態が長引くと痰熱を作り出し不眠を引き起こす、というものです。
痰熱内擾を起こしている人はその他の症状として
・気持ちが落ち着かない ・めまい ・頭が重い
などが挙げられます。
痰熱内擾による不眠は朝食、昼食、夕食のうち、夕食が最もボリューミーになっている人に目立ちます。
1日の仕事のストレスを飲食によって発散する傾向がある人は要注意です。
夕食の暴飲暴食により睡眠の質が低下すると、過食を促す「グレリン」が亢進し、満腹中枢を刺激する「レプチン」の働きが低下します。
そのため、不眠になるとさらに暴飲暴食を起こすため…
痰熱内擾による睡眠の質の低下→睡眠の質の低下による暴飲暴食→さらなる痰熱内擾→暴飲暴食という、メタボ一直線のループを作り出します。
このような状況が起きている場合は体の中の痰熱を排出し、精神を安定させ、質の良い睡眠を得る漢方薬を服用します。
「痩せるために睡眠時間を削って運動している」そんな人もいるかもしれません。
しかし、その睡眠不足から暴食をしてはダイエットが成功することはありません。
痩せるために寝る、という意識を大切にしてください。
