漢方ダイエット:ダイエットを始めるのは〇月がおすすめ
こんにちわ、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。
今日は雪の予報ですね。
お店に入って気温計を見たら『8度』になっていて慌てて暖房をつけました。
雪は好きですが、積もらない程度が一番いいですね。
さて、タイトルについて。
年末年始の暴飲暴食、今年はコロナもあって出かける機会も少なかったため、お腹のお肉が厚みを増している人も多いのでは
ないでしょうか?
『そろそろダイエットでも…』
と思う人も多いかもしれませんが、実は漢方的に考えるとダイエットを『始める時期』も意外と大切です。
今日はそんなダイエットを始めるお勧めの時期について書いてみたい思います。
漢方や中医学では冬の過ごし方を表す言葉に
『冬令進補』
というものがあります。
『冬の間に気血を補うことで春や夏の病を防ぐことが出来る』という考え方です。
秋冬はエネルギーの消耗を抑え、ゆっくりと心身を休めるべき、という意味ですね。
そもそも、1年を陰陽に分けると
春夏→陽の季節
秋冬→陰の季節
と考えます。
つまり春夏はエネルギーを消耗し活動的に動く時期であり、秋冬はエネルギーの消耗を抑え心身を休める時期になります。
そのため、秋冬はダイエットには向かず、むしろ無理なダイエットは春夏の体調不良の引き金になる可能性がある、と考えます。
冬に1~2キロ太ってしまう人が多いと思いますが、漢方的に考えると過ごし方としては『正解』なのです。
では、ダイエットはいつから始めるべきか?
私の答えは
3月
です。
春は陽気の季節の始まりです。
春になるとなんだか気持ちがワクワクしたり、ソワソワしたり、アクティブになる人も多いでしょう?
それは春がもたらす陽気の影響なのです。
ダイエットは食事や運動など、頑張ったり我慢したりすることが多くなります。
冬の陰気な時期に『がんばる』というのはなかなか難しいです。
できれば春の陽気を利用して『頑張る』を始めると意外と乗り切れますし、先にも書いたように春夏はエネルギーを消耗し活動的に過ごす時期ですから、ダイエット効率も良くなると考えます。
また、ボディビルダーの方の話では、ダイエットは2~3か月で区切ると良い、という考え方もあるようです。
辛い減量はずっとはできない、という考え方なのでしょうか?
3月からスタートすれば、半袖になる6月に結果が出るから、ちょうど良いですね。
というわけで、結論!
ダイエットは陽気が高まり始める3月から行うべし!
天明堂薬局は1時間に1組の完全予約制漢方相談薬局です。
ご予約はこちらから