『上半身は暑いのに下半身が冷える』を0円で治す漢方的養生方法とは
こんにちわ、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。
今日はタイトルのように『上半身は暑いのに下半身が冷える』を改善する方法について漢方的な視点から書いてみたいと思います。
いわゆる『冷え性』の改善には『血を増やす事』と『血流を良くする事』が大切であると、今までも書いてきました。
しかし、タイトルのように上半身が暑く下半身が冷える場合は少し工夫が必要になります。
そもそも温かい空気や水は上に溜まり、冷たい水や空気は下に溜まる特徴があります。
室内でもお風呂でも温かい空気や水はかき混ぜないと上に溜まって、下は冷たくなりますよね。
人間の体も一つの『いれもの』と考えると、温かいものが上半身に留まり、下半身が冷たくなるのは当然ということです。
では、上の暖かさと下の冷たさをちょうど良くするためにはどうしますか?
答えは『かき混ぜる』ですよね。
室内でサーキュレーターを使うのは室内の温度を混ぜるためです。
人体で『混ぜる』ためにはどうすればよいでしょうか?
口から手を突っ込んで混ぜる事なんてできませんよね(笑)
答えは簡単です。
脚の筋肉を使えばよいのです。
いわゆるスクワットです。
スクワットをすると脚の筋肉が刺激され、そこに血液や酸素を送り込むようになります。
そうしないと筋肉運動が継続できないし、足がつってしまうからです。
筋肉を動かしている場所に優先的に血液が流れていくことを利用すれば、スクワットによって脚の血流が改善されて、脚の冷えを0円で改善する事も可能です。
逆を言えば、椅子に座りっぱなしのデスクワーカーは脚の筋肉をほとんど使う必要がないため、脚の血流が悪くなり、冷えるのは当然なんですね。
また重要なのは、脚の筋トレをして脚の血流を良くしても一番肝心な血が十分な量なければ温まりにくく冷めやすくなってしまいます。
そのため、漢方薬の『補血薬』を服用することが大切なのです。
血流を良くする漢方薬もありますが、なるべく費用を抑えたいのであればスクワットは非常に有効な冷え性改善策です。
運動と漢方、上手に組み合わせて冷えない脚を手に入れていきましょう!
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