花粉の季節 大切なのは衛気を補う事
こんにちは、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。
今週から気温も急上昇、さらに今年はここ10年で最も花粉が飛散するとの予測もあり、花粉症の方にとっては辛い日々の始まりになりそうです。
花粉症の漢方薬と聞くと小青竜湯が真っ先に思い浮かぶ人も多いと思いますが、我々漢方の専門家や漢方の愛好家はおそらく別の漢方薬が浮かぶと思います。
それが玉屏風散(商品名:衛益顆粒)です。
玉屏風散は黄耆・防風・白朮の3種類の生薬からなるシンプルな漢方薬です。
この処方は主に衛気と呼ばれる気の一種を増やします。
衛気とは体の表面にある気で外邪(花粉、ウィルス、ほこり、細菌など)から体を守る働きがあると考えられてます。
そのため、衛気を増やすことで外邪による体調不調を緩和することが出来ると漢方では考えられています。
当店でも愛用者がとても多く、早い人だと年末の12月に来店されて半年分をまとめ買いされる方もいます。
それくらいポピュラーな処方と言えますね。
衛気は気の一種であるため、疲労状態や睡眠不足、ストレス過多の人は不足しがちです。
気を補う意味でも多くの日本人にお勧めの漢方薬と言えるでしょう。
味はほんのり甘く、小さなお子さんでも服用が可能です。
花粉症の季節にとてもお勧め!当店ではいつでも試飲できますので、ご興味がある方はぜひお試しください(^^♪
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