熱中症 心の負担を感じたら
こんにちは、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。
今朝も24時間営業のジムで筋トレをしてその後、中央公園で散歩をしてきました。
セミの合唱の中を気持ちよく散歩をしてきましたが、あまりの暑さに【今日はもう外出はできないな…】とも感じました。
予想最高気温は38℃。
苛烈を極める暑さに体調を崩す人も多いでしょう。
夏は【心】の負担が大きくなる季節 漢方薬で対策を
中医学において夏は【心】の負担が大きくなると考えています。
【心】は西洋医学の心臓と同様、血液循環のコントロールをしていると考えています。
そのため、【心】に負担がかかると動悸や息切れなどが目立つようになり、高齢者など【心】が弱ってきている人は狭心症や心筋梗塞にも注意が必要になります。
健康のためと日中に外出すると発汗をしてしまい、血液の粘度が濃くなるため、血栓ができやすくなるからです。
適切な水分とミネラル補給は積極的に行いましょう。
暑くなるこの時期、中国のみならず日本でも愛用者が増える漢方薬があります。
それが麦味参顆粒(生脈散)です。
麦味参顆粒は
・麦門冬…体液を補う
・五味子…汗とエネルギーの消耗を防ぐ
・人参…エネルギーを補い【心肺】機能を高める
という処方構成です。
麦味参顆粒は生脈散という漢方薬の商品名です。
生脈散はまさに【脈を生む】を目的としています。
中医学において【脈】は生命力を判断する重要な指標で、生命力やエネルギーが不足すると脈は弱くなると考えています。
【脈を生む】とはまさに生命力の向上・エネルギーの補給を意味しています。
夏バテ気味や【心】の不調が気になる人は気軽に試せる漢方薬です。
まとめ
夏は体液とエネルギーの消耗が激しくなる季節です。
日頃の体調管理が大切になりますが、それでも追いつかないくらいの苛烈な暑さは生命の危険にも及びます。
麦味参顆粒(生脈散)で夏を元気に過ごすサポートをしていただけたらと思います。