中医学的 室内をお化け屋敷にしないこと
こんにちは、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。
寒い朝晩ではありますが、日中は太陽があればまだ温かさを感じる事も出来ますね。
太陽を感じると心がポカポカしてきて気分が良くなります。
まさに【陽気になる】とはこの事なのかもしれません。
しかし、陰陽学説的に考えれば、暗い時間が長い冬はどうしても【陰】が強くなりがちです。
陰には重い・暗い・冷たい・下降・内向きなどの特徴があるため、メンタル的にもネガティブで消極的で内向的になる傾向があります。
五行学説においても冬の五志は【恐】となっており、不安や恐怖を感じやすいとされています。
特に日頃からメンタルが弱い人、倦怠感が強い人にとっては困った季節と言えます。
室内にクリスマス装飾と音楽を
ただでさえ陰が強まる冬。
そんな季節に部屋の中を【陰の状態】にすると、さらにメンタルが落ちてしまいます。
・青などの寒色系や黒色のカーテンやクッション、お皿
・無音
・寒い
これらは陰を強くしてしまい、恐怖や不安、気持ちの怠さを強くしてしまう事があります。
陰気をうまく利用しているのが【お化け屋敷】です。
お化け屋敷は暗くて静かですよね。
もし、お化け屋敷が明るくて暖かくてPOPな音楽が流れていたら【わっ!】と驚かされても、あまり恐くないと思います(笑)
そこで、冬にメンタル落ち気味の人にアドバイスしたいのが
【部屋を暖色で飾る・POPな音楽を流す・暖かくする】
です。
クリスマスの装飾や音楽はメンタルが落ち気味の人や元気が出ない人にお勧めです。
赤を中心とした暖色の飾りつけ、キラキラ光る灯り、心温まる音楽は心を陽気にしてくれますね。
大きなものを飾る必要はありませんが、部屋の目の届くところに温かみのあるキラキラした飾りを置いてみましょう。
まとめ
私たちはロボットではなく、人間であり動物です。
そのため、体調や心の状態は環境によって大きく左右されます。
冬は【陰の盛り】!それを変えることはできません。
部屋や身に着けるもの、聞く音楽を陽気にすることで、心の不調を防ぐ事もできるかもしれません。
ぜひ、お試しください(^^♪