漢方養生:急な気温上昇の時は頭痛や眼精疲労、イライラが起こりやすい?

こんにちわ、宇都宮市・天明堂薬局の中山です

 

寒くなったり暑くなったり、気温差が大きくて体調を崩している方も多いですよね?

 

特に気温が急に上がる日は起こりがちな体調不良がございます。

それが、頭痛、眼精疲労、イライラです。

 

これは体内の気の流れに原因があります。

体の中の気は常に体中をめぐっているのが理想的な状態です。

その流れが鬱滞した状態をつまり『鬱』と表現します。

我々がよく口にする『鬱な状態』というのは『気の流れが悪い状態』ということです。

 

水でも空気でも温かいものは上昇する性質があります。

体の中の気も同じ性質があり急激に温められた気は上昇します。

 

人間の体の中で一番上にあるものは?そう、『頭』ですね。

 

つまり、頭に過剰な気が溜まるわけです。

気は過不足なくあるのが理想で、過剰な気はかえって調子を崩してしまいます。

 

頭に過剰なエネルギーが溜まるとイライラや呼吸の浅さ、眼圧の上昇、頭痛につながります。

 

このような症状が気にある場合は対策は簡単です。

それは『気を降ろす』事です。

 

気を降ろす一番簡単な方法は足の筋肉を動かすことです。

足に気を運ぶことにより、頭部の気が降りてきます。

 

難しいようですが皆さんもイライラした時や煮詰まった時に散歩やジョギングをするとリフレッシュした経験ありますよね?

イライラしたり頭痛がしたり、目が疲れた時はデスクから立ち上がり歩くのが一番簡単です。

 

まだまだ続く秋の日々。

一日の中でも一週間の中でも寒暖差が目立ちます。

煮詰まると気こそウォーキングで気が上がらないように気をつけましょう!

 

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中山 貴央

中山 貴央先生

  • 薬剤師
  • 国際中医専門員
  • 薬膳コーディネーター

子宝相談、婦人科相談、美容相談を専門としています。
唯一無二の自分の心と体、そして人生だからこそ根本から改善できる漢方を試していただきたいと思っています。