漢方的食養生:花粉症を悪化させる食生活とは
こんにちわ、宇都宮市の天明堂薬局の中山です。
雨降ったり気温上昇したりで花粉症の人にはつらいシーズンになりましたね。
毎年のように悩まれている人の中には、いつか体質改善で花粉症を軽くしたいと思いの方も多いでしょう。
そんな方にはぜひ、衛益顆粒(えいえいきかりゅう)を試していただきたいですね。
宣伝もちゃっかり入れつつのブログですが、今日の内容は中医学的に考える『花粉症を悪化させる可能性のある食材』についてです。
食材で花粉症が悪化する、と聞くと『そんなことあるの?』と思われる方も多いと思いますが、
中医学や漢方の世界では比較的有名な内容なので、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
①辛いもの・刺激物
これらは薬性的に考えると辛温性と呼ばれます。
花粉症による赤み、痒み、痛みは中医学や漢方の世界では『炎症』と考えられます。
炎症には『炎』という字が用いられていることからも、火事を連想していただけると良いでしょう。
辛い物や刺激物は炎症を助長するので、赤み、痒み、痛みが起こる花粉症にはNGです。
②アルコール
アルコールも火をつければ燃えるように、基本的には炎症が起きているときにはNGです。
『ビールは体を冷やすからいいんじゃない?』と思う方もいるかもしれませんが、冷たい飲み物は胃腸を冷やし衛気(体のバリア能力)の生成を妨げるのでNGです。
ちなみに先ほど紹介した漢方薬『衛益顆粒』は『衛気を益す顆粒』というネーミングになります。体のバリア能力が高まるため花粉症にとても有効です。
③たばこ
タバコは皮膚や粘膜を乾燥させるので、バリア能力が落ちやすく花粉症にも良くありません。
④チョコレートなど高脂質&高糖質食材
脂質はずばり『油』です。油に火をかければ燃えますね(炎症)。
また、カロリーは日本語で『熱量』と書かれるように、中医学的に考えるとカロリー過多は体内に過剰な熱を生み出します。
そのため、高脂質&高糖質のような高カロリーになりやすいものは花粉症には絶対にNGです。
いかがでしたでしょうか?
花粉症の時期になると『どんな薬を飲めば症状が抑えられるか』ということばかりに気が行ってしまい、どんな食事に気をつければよいのかまではあまり意識が行っていない人が多いようです。
どんなに薬を飲んでも、誤った食生活をすると花粉症は必ず悪化します。
ぜひとも気を付けてくださいね!