不登校 漢方ならどうする?
こんにちは、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。
以前、【今、お子さんの不登校のご相談が増えています】というブログを書きました。
そしたら他県の漢方の先生も【実は今、私のところにも不登校の相談増えているんですよ】とおっしゃっていました。
もしかしたら全国的にも不登校の人が増えている時期なのかな?
と、ハッとしました((+_+))
不登校を解決するには様々な方法があると思いますが、今回は漢方的な不登校対策を書いてみたいと思います。
もちろん厳密にはその人の状況や体質によって異なるものですから、今回のブログはあくまでも一つの考えとして読んでいただけると幸いです。
脾が弱ると【憂う・思う】
漢方で不登校を改善するキーワードの一つが【脾】です。
五臓の中の一つ【脾】は食べたものから気や血を作る臓です。
現代でいう消化器系に近いもので、脾が弱い人は
・食欲低下
・倦怠感
・泥状便
・めまい、たちくらみ
・不安
・不眠
などを感じる事が多くなります。
そして…ここからが本題です。
漢方では脾が弱ると起こりやすい感情がある、と考えています。
その感情が【思い悩む】と【憂う】です。
もし不登校の人が
・いろいろと考えすぎている
・悲観的である
という状況で、さらに胃腸機能の低下がみられるのであれば、脾の弱りが原因と考えられます。
【精神的な不調が、内臓から来ている】という考え方は西洋医学にはない、漢方ならではのアプローチと言えるでしょう。
元気なキャラはだいたい大食い
思えばマンガやアニメ、ドラマなどを観ていても大声で、元気で、豪快なキャラクターほど大食いなイメージがあります。
ジャイアン・ルフィ・孫悟空・小杉(まる子ちゃん)…
どのキャラクターも活発で積極的で小さい事は気にしないですよね。
逆にネガティブでマイナス思考なキャラクターって食が細く体も華奢な傾向があります。
まとめ
不登校の原因は様々です。
嫌な事、ショックな事が原因で不登校になっているケースもあるでしょう。
しかし、体調不良(元気がない、ネガティブ、マイナス思考など)が原因の場合はまず【脾】を丈夫にする方法を試してみましょう。
ぜひお気軽にご相談ください。